40代を過ぎた頃からでしょうか。
「食べ過ぎていないのに、なんだか太りやすいな…」
「昔と同じように動いているのに、体が重く感じる気がする…」
そんなふうに感じることが増えてきました。
皆様はいかがですか?
きっとプレ更年期や更年期世代には「あるある」な事だと思います。
これは、気のせいでも甘えでもありません(笑)
更年期に入ると、女性ホルモンの変動により、自律神経や代謝機能、筋肉量が大きく影響を受けるため、私たちの体は 「以前と同じようにしていても太りやすくなる」 ようにできているのです。
IASOにお見えになる「浜松の健康に気をつける大人の女性」のお客様から、「どうすれば痩せやすくなるの?」「年齢に合ったケアってどんなもの?」というご相談をよくいただきます。
皆さん、意識高く自分を高めようとされていて、素晴らしいな…って思います。
今回は、そんな更年期世代の女性に向けて、痩せやすい体づくりのポイントと、ヒノキの酵素風呂や代謝アップトリートメントがどう役立つのかをご紹介したいと思います。
更年期に「代謝が落ちる」理由とは?
まず知っておきたいのは、なぜ更年期に入ると痩せにくくなるのかということ。
一番の要因は、 女性ホルモン、特に「エストロゲン」の減少 です。
エストロゲンには、筋肉や骨を保つ作用があるため、この分泌が低下すると、筋肉量が自然と減少します。
筋肉が一番「代謝のエネルギー」を使いますので筋肉量が落ちると基礎代謝も落ちていってしまいます。
言い換えれば 「燃費が良くなる身体」 って事でしょうか…
すごくいい身体のような表現になりましたが…
つまりはガソリン(食事)がちょっとでも生活できるようになるんですよね。
それなのに、若い頃と同じ量の食事をとってしまうので余ってしまって余剰が脂肪になって蓄えられてしまうのです…(嫌ですね…)
もともとエストロゲンは脂肪を燃やしやすくする作用を与えてくれていたので、その作用をなくしてしまったことも痛手です。
さらに、40代〜50代は生活習慣もかわり運動量も減りますから消費による代謝もあまり期待できない…。
内臓の働きもゆるやかになってきます。お腹の関係のトラブルも増えてきます。
便秘に悩む女性も増えてくる年代です。
また「冷え」によって内臓の血流が滞ると、消化吸収の効率やエネルギー代謝はさらにダウン。 この「ダブルパンチ」いや、「トリプルパンチ?!」が、いわゆる「更年期太り」の原因です。 だからといってあきらめる必要はありませんよ!
女性の体は、きちんとアプローチすれば年齢に関係なく、変化に応えてくれるものなのです。

痩せやすい身体をつくるために必要な3つのステップ
「冷えは冬の悩み」と思いがちですが、実は夏こそ 「隠れ冷え」の対策時期 なんですね。
ぜひ、この時期からIASOでのケアを習慣に取り入れていただきたいと思っています。
改めてヒノキの酵素風呂とトリートメントのご紹介をさせていただきますね!
- ① 温めて「内臓代謝」を上げる
冷えていると内臓は効率よく働けません。
まずは内側から体を温め、内臓の血流を促進することが、痩せ体質への第一歩です。
一緒に「酵素」を取り入れて代謝を助けるサポートをするのもお勧めポイントです! - ② 筋膜をゆるめて「巡る身体」に
筋肉が減ると、リンパや血液の流れも滞ります。
こり固まった筋膜をリリースし、セラピストの手で、筋肉を刺激し体液の巡りをよくすることで、むくみや代謝の停滞を防ぎます。 - ③ 自律神経を整えて「ホルモンの土台」をつくる
更年期はホルモンバランスと自律神経の不安定さがセットでやってきます。
香りやタッチによるリラクゼーションで、緊張をゆるめ、自律神経が整いやすい環境をつくる…または他のリラックスホルモンを補う事も重要です。
ヒノキの酵素浴が、代謝アップに効く理由
「温める」「巡らせる」「整える」
この3つの要素を一度に満たしてくれるのが、ヒノキの酵素風呂です。
ヒノキの酵素浴は、発酵熱により温まったヒノキのおがくずの中に身体を包みこむ自然発酵温浴。
表面からの加温ではなく、 「深部体温」をじんわりと引き上げてくれるのが特徴 です。
代謝アップの為の酵素浴のオススメポイント
- 冷え切った内臓をしっかり温めて、代謝をブースト
- 深い発汗で、老廃物の排出とむくみ解消
- 自律神経が整い、眠りやすく・疲れにくい身体に
特に浜松のような気温差が大きく湿度も高い地域では、自律神経が乱れやすく、体のだるさや浮腫みを感じやすい方も多いです。
そんな土地で暮らす女性にこそ、酵素風呂のやさしい温熱が深く届くのです。
代謝アップトリートメントで「巡る身体」に
そして、もうひとつのアプローチが代謝アップのオイルトリートメントです。
更年期世代の多くの女性は、筋肉がこわばりやすく、関節の動きも狭くなりがちです。
それにより血液やリンパの流れも滞り、いわゆる「燃えにくい身体」になってしまいます。
お身体をリズミカルにたたく打法をベースにした代謝アップトリートメントでは、
- 筋肉と組織の温度を上げ、代謝をあげる
- 脂肪組織を刺激する
- 組織のむくみを押し出し、巡りをスムーズにする
といった、多層的なアプローチが可能です。
表面のリラクゼーションだけでなく、 「組織の構造を整えるケア」 として、40代以降のボディにはぴったりの手技なのです。

食欲の秋に向けて、「太らない身体の準備」は夏にもう始まっている
「秋になってからダイエットを始めればいい」…そう思っていませんか?
実は、太りやすい秋に備える体質改善こそ、夏に仕込んでおくのが正解です。
秋は美味しい食べ物が増えますよね。
私達の身体も汗が出なくなり、その分の水分が唾液や消化器官に回るので、胃液や腸液が増え、胃が活発になって食欲も増してしまいます。
気温も涼しくなって代謝も下がりがち。
ここで体が冷えていたり、すでにむくんでいたりすると、 「 食べた分だけ脂肪になる」状態 になってしまいます。
今のうちから、
- 内臓を温めておくこと
- 筋肉・筋膜をゆるめて流れを良くすること
- 代謝の土台を上げておくこと
が、秋太りを防ぐ「鍵」になるんですよ!
自分の身体に、品よく、丁寧に手をかけるということ
とはいっても…更年期は「我慢する時期」ではありません。
むしろ、人生の後半をしなやかに、美しく生きていくための 「土台づくりのタイミング」 なのです。
忙しさや年齢を言い訳にせず、「これからの私」を見据えて身体に手をかけることー
それは贅沢ではなく、大人の女性としての新しいマナーかもしれません。
浜松で、ヒノキの酵素風呂と、高い技術の代謝アップトリートメントを受けられる場所を、自分の体の味方として見つけておきませんか?
心地よく温まり、巡り、ゆるみ、整ったその身体は、きっと、あなたにまた自信を取り戻させてくれるはずです。
文責 佐々木直子