春の到来・・
新しい季節、新しい空気。
本来なら、外に出かけたくなり、気持ちも前を向くはずの季節ですよね。
入学や進学、職場での変化。
友人との再会、旅行、ゴールデンウィークの予定を立てる・・
「楽しみ」が増える時期のはずなのに――
40〜50代の女性から、こんな声をよく聞きます。
- なんとなく体が重い
- 疲れが抜けにくい
- 気分が上がらない
- 出かけたい気持ちはあるのに、体がついてこない
それは、気合や気持ちの問題ではないんです(笑)
春特有の環境刺激と、更年期世代の体の特性が重なって起きている現象なんです。
浜松の春は「体にとって刺激が多い」
ここで、地域特性の話を少し。
浜松市は
風が強い地域として知られていますよね。
遠州のからっ風。
冬だけでなく、春先も風が強く、
- 花粉
- 黄砂
- PM2.5
といった空気中に微細な刺激物質が舞いやすい環境です。
つまり浜松の春は、
見た目は穏やかでも、
体にとっては「刺激にさらされやすい季節」といえます。
特に40〜50代の女性にとっては、
この環境が体調に影響しやすくなります。

春に起きている体の前提条件
本来なら冬から春になり固まっていた身体を緩める調整をする時期。
それなのに、最近の春は・・
- 気温差が大きい
- 気圧が不安定
- 環境刺激が一気に増える
そんな環境問題を抱えるようになりました。
体は無意識のうちに、
「調整」よりも「防御」を優先するモードに入りやすくなります。
若い頃はこの切り替えがスムーズでも、
更年期世代は、ホルモン変動や、自律神経の調整力低下が重なり、防御状態から抜けにくいのが特徴です。
春が引き起こす「防御反応の過剰」
ここが、春の不調の大きなポイントです。
花粉・黄砂・PM2.5は、体にとっては「異物」。
医学的には、これらが体内に入る、もしくは接触することで免疫系・自律神経が警戒状態に入ります。
これは悪い反応ではありません。
本来は体を守るために必要な反応です。
しかし問題は、
その防御反応が長期間続くこと。
春の環境刺激に対して、特に反応が出やすい身体のエリアとは・・
- 鼻・喉・気道
- 首・肩
- 胸郭(肋骨まわり)
- 頭部
これらはすべて、呼吸・自律神経・筋膜の緊張と深く関係しています。
防御反応が続くと、
- 呼吸が浅くなる
- 胸が広がりにくくなる
- 首・肩・頭に力が入りやすくなる
という状態が無意識に作られます。
本来、防御反応は一時的なもの。
しかし浜松の春のように、
- 風が強い
- 花粉や黄砂の飛散が続く
という環境では、体が常に警戒状態のままになりやすい。
すると、筋肉、筋膜、神経が緩むタイミングを失い、
「力の抜き方がわからない体」になっていきます。
防御反応が「回復力の低下」につながる
防御状態が続くと、体は「戦闘モード」に近い状態になります。
この状態では、
- 血流は末端に行きにくい
- 呼吸は浅くなる
- 深い睡眠がとりにくい
更年期世代ではここに、ホルモンの変化で回復機能の低下が重なります。
結果として、
- 寝ても疲れが抜けない
- 休んでも回復しない
- 少しの無理が翌日以降に残る
という状態が起きやすくなるんですね。
「年齢のせいかな」と思われがちですが、実際には防御反応が解除されないまま積み重なっているケースが多いのです。

防御反応は「気分・意欲の低下」にも影響する
体の緊張は、気分とも深く関係しています。
- 呼吸が浅い
- 血流が滞る
- 首や頭がこわばる
この状態では、脳に「安心」「リラックス」の情報が届きにくくなります。
すると、
- 気分が沈みやすい
- やる気が出ない
- 春なのに前向きになれない
といった変化が起きやすくなります。
これは性格の問題でも、気持ちの弱さでもありません。
体の状態が、そのまま心の状態に影響しているのです。だから5月病と言われたりするんですね・・
春に必要なのは「防御をゆるめるケア」
春を楽しむために必要なのは、無理に動くことではありません。
まずは、守り続けていた体を、きちんと休ませること。
ヒノキの酵素浴は、
- 表面だけでなく深部から温まる
- 呼吸が自然に深くなる
- 自律神経の緊張が下がりやすい
という特徴があります。
防御モードが続いていた体にとって、「もう守らなくていい」というサインを送る時間。
温かさと発酵の力が、緊張をほどくスイッチになりますよ。
さらに重要なのが、トリートメント。
防御で固まった筋膜や、動きにくくなった胸郭、緊張が抜けない首や肩や頭・・これらにやさしく、確実にアプローチすることで、
- 呼吸が入りやすくなる
- 血流が戻る
- 神経の伝達がスムーズになる
体が「回復できる状態」へと戻っていきます。
春を楽しむための身体づくり
更年期世代の春は、
- 頑張る前に整える
- 忙しくなる前に緩める
- 楽しむための体力を先に仕込む
これがとても大切です。
出かける前に、
人に会う前に、
予定が詰まる前に。
体を整えておくことで、春は「負担」ではなく「楽しみ」に変わります。
春を楽しめないのは、気持ちが弱いからではありません。
- 浜松の風
- 春の環境刺激
- 更年期世代の体の変化
それらが重なり、
体がずっと守り続けているだけ。
この季節から、ヒノキの酵素浴とトリートメントで、その防御をそっと解いてあげませんか?
それが、春を軽やかに過ごすための準備です。
文責 佐々木直子