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ヒノキの酵素風呂SPA IASO(イアソ)|静岡県浜松市にある酵素風呂SPA

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コラム

2025/11/24

冬の免疫を守る、からだの内側ケア

-ヒノキ酵素浴で整える、自律神経とリンパのめぐり-

浜松に冷たい風が吹き、空気が肌を刺すように冷たく感じるとき、私たちの体の中でも、静かに 「緊張」 が起きています。

それは、血管を縮め、筋肉を固くし、 呼吸を浅くして、内臓の働きさえもゆるやかにしてしまう「交感神経」の働き。
寒さに耐えるための自然な反応ですが、この「長引く緊張」が、冬に免疫が下がる本当の理由でもあるのです。

更年期世代の女性にとって、この季節はとくに要注意。
ホルモン変動による自律神経の揺らぎと、寒さによる交感神経の緊張が重なることで、 免疫・代謝・睡眠など、全身のリズムが崩れやすくなります。

だからこそ、 「温めて、ゆるめて、流す」 というケアが欠かせません。
「からだの内側のメカニズム」と、それを整えるヒノキの酵素浴の役割をお伝えします。


  1. 寒さによる交感神経の過緊張 ― 「免疫抑制モード」へのスイッチ
  2. ヒノキ酵素風呂で、自律神経のスイッチを“回復モード”へ
  3. 血流・リンパ循環の停滞 ― 「免疫細胞の通り道」が詰まる
  4. ヒノキ酵素風呂やトリートメントが「免疫のめぐり」を整える
  5. 代謝の低下と免疫の関係 ― 「エネルギー不足の防御システム」
  6. ヒノキ酵素浴で、代謝を再起動する
  7. 冬の腸内環境の乱れ ― 「免疫の70%が眠る場所」の低下
  8. 腸を温める=免疫を育てる
  9. 更年期の「揺らぎ」と免疫の関係

寒さによる交感神経の過緊張 ― 「免疫抑制モード」へのスイッチ

寒さを感じると、私達の体はまず交感神経を優位にして体温を守ろうとします。
血管を収縮させ、心拍数を上げ、エネルギーを熱へ変える…
これは一見「活性化」のように見えますよね。
でも、実は免疫面では真逆の反応を引き起こしていくのです。

ちょっと専門的なお話をすると…交感神経が優位なとき、 副腎という臓器から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。

コルチゾールとは本来、身体にストレスが降りかかった時、対応出来るように身体を調整する役割をするホルモンなんです。

でも、身体を守る反面、 リンパ球の働き(特にNK細胞=ナチュラルキラー細胞)を抑えて省エネモードにするため、身体の防衛反応は抑えられてしまうのです。
これにより、体内でのウイルス排除や炎症修復のスピードが落ちてしまうのです。

よく強いストレスのあと、風邪を引いてしまった…と言う経験はありませんか?

身体ストレスに対抗しているうちに、ウイルスへの守りが薄くなって、感染してしまったんですね…
(そちらも守りを堅くすればいいのに…って思いますが、そんなに身体はいろいろな事に強くはなれないんですよ…)

また、寒いと自然に呼吸が浅くなりますよね。そうすると酸素供給が減り、細胞レベルでの代謝が落ちるため、免疫反応も鈍化します。
つまり、 「寒いと緊張する」=「免疫が働きにくくなる」 という構図です。

身体ストレスで免疫が下がり、不調を感じる女性のイメージ


ヒノキ酵素風呂で、自律神経のスイッチを“回復モード”へ

ヒノキ酵素風呂に入ると、 発酵熱が作り出す自然温熱が全身を包み込み、皮膚温と深部温がゆるやかに上昇していきます。

この「温熱刺激」は、副交感神経を優位に切り替えるトリガーになってくれます。

心拍が落ち着き、筋肉が緩み、呼吸が深まると、体は “戦うモード”から“修復モード”へ。

さらに、ヒノキの香りに含まれるフィトンチッド成分が脳の扁桃体に働きかけ、情動ストレスを鎮めることも確認されています。

つまり、 酵素風呂は「体を温める」だけでなく、神経レベルで「緊張をほどく」セラピーなのです。


血流・リンパ循環の停滞 ― 「免疫細胞の通り道」が詰まる

ウイルスと戦ってくれる免疫細胞は、血液とリンパを通って全身を巡り、私達の体のあらゆる場所で「異物」を監視してくれています。

しかし、これからやってくる本格的な寒さによる筋緊張で、 血流・リンパの流れが滞ると、免疫細胞が目的地にたどり着くスピードが遅くなります。

しかも寒くて自然に運動量も低下していく季節…。

特に女性は筋肉量が少ないため、筋ポンプ作用が弱く、血液循環が悪くなりやすいです。
当然、リンパ液の循環も鈍くなりやすい傾向があります。
これが、冬にむくみやだるさを感じる原因のひとつです。 

リンパが滞ると、「老廃物や炎症性物質(サイトカインなど)」が体内に滞留し、免疫システムが 常に「低レベル炎症状態」に置かれてしまう。
つまり、免疫が「戦うべき場所」に集中できず、全体が疲弊してしまうのです。

この「常に炎症状態」というのは更年期女性にとって本当に良くない状態です。

大人になって常に蕁麻疹がでているとか…そんな不快な病気に繋がっていきます。


ヒノキ酵素風呂やトリートメントが「免疫のめぐり」を整える

ヒノキの酵素風呂では、発酵熱による温熱刺激で血管が拡張し、末梢から中心までの血流が活性化します。 さらに、トリートメントによってさらに静脈やリンパ液の流れを助けます。

体が内側から温まり、リンパの流れが整うと、 免疫細胞の巡りがスムーズになり、老廃物の排出も促進されます。
これは、いわば免疫細胞の通り道を掃除してあげるようなもの。

特に更年期世代の女性では、女性ホルモンの減少により水分代謝や血管拡張機能が低下しやすいため、この「温めて流す」ケアが体調維持の鍵になります。


代謝の低下と免疫の関係 ― 「エネルギー不足の防御システム」

免疫とは、体のエネルギーを使って外敵を排除する 「代謝活動」 です。
つまり、基礎代謝が落ちると、免疫も弱まります。

寒い季節は活動量が減り、体が省エネモードに入りやすく、加えて更年期では筋肉量や甲状腺機能の低下も重なり、 「熱を生み出す力」=代謝力が低下します。

代謝が落ちると、細胞は十分なATP(エネルギー)を作れず、免疫細胞が働くための「燃料」が不足します。
結果、 感染防御や修復力が低下するだけでなく、疲れやすさ、眠りの浅さ、体の重だるさなども感じやすくなります。

働くための燃料が不足した免疫細胞イメージ


ヒノキ酵素浴で、代謝を再起動する

ヒノキ酵素浴の最大の特徴は、 発酵の自然熱が細胞代謝そのものを刺激する点 にあります。

体温が上がることでミトコンドリアの活動が高まり、酸素の取り込みとエネルギー生成が促進。
この代謝回転が上がることで、免疫細胞のエネルギー供給も増えます。

全身の細胞が“よく働ける”環境が整うのです。

浜松の冬は風が強く冷える分、体が芯まで冷え込みやすいですが、週に一度の酵素浴で代謝をリセットしておくことで、体温と免疫のリズムを安定させることができます。


冬の腸内環境の乱れ ― 「免疫の70%が眠る場所」の低下

コロナ渦で、ヨーグルトで腸内環境を整えると免疫にいい…ということを知った方も多いと思います。

腸は 「第二の脳」 と呼ばれるほど神経や免疫細胞が集まる臓器で、体内の免疫細胞の約7割が腸内に存在しています。
そのため、腸のコンディションは免疫力そのものを左右します。

しかし冬は、活動量が減り、食事が脂質・糖質に偏りやすく、さらに乾燥や冷えで腸の蠕動(ぜんどう)運動が鈍くなります。
結果として、腸内フローラ(腸内細菌のバランス)が乱れ、「善玉菌」が減り、「悪玉菌」や「日和見菌」が増える傾向に。

この状態が続くと、 腸の粘膜が炎症を起こしやすくなり、免疫系全体が過剰反応または低下。
風邪をひきやすくなるだけでなく、肌荒れや気分の落ち込みなど、冬特有の不調を引き起こすこともあります。


腸を温める=免疫を育てる

ヒノキの酵素風呂に入ると、深部温熱が腹部の臓器を優しく包み、 腸の蠕動運動も活性化されます。
さらに 副交感神経が優位になることで消化吸収が促進され、腸粘膜への血流が増え、腸内細菌の活動も整いやすくなります。

腸が温まると、免疫細胞の教育係である樹状細胞やパイエル板が活発に働き、外敵への「正しい反応」を学習できるようになります。
これは、免疫が過剰に反応しない・弱すぎないという理想的なバランスを作る土台です。

また、冬は温かい発酵食品(味噌汁、納豆、甘酒など)を組み合わせると、腸内環境の整い方がさらに加速します。
発酵のぬくもりで温め、発酵の食で育てる——
腸を中心に整える冬の免疫ケアが理想です。


更年期の「揺らぎ」と免疫の関係

更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって血管の拡張・収縮が不安定になり、自律神経も乱れやすくなります。
このため、気温差やストレスに反応しやすく、冷え・のぼせ・不眠・疲労感など、体温調節のトラブルが頻発します。

免疫はこの自律神経と密接に連動しているため、 「体が冷えると免疫が下がる」「眠れないと回復できない」 というように、日々のリズムの乱れが防御力に直結します。

とくに更年期世代の女性には、 週に一度、自律神経と腸をリセットする時間を意識的に持つことが重要です。
それが、免疫の土台を支え、ホルモン変動期の不調をやわらげる近道になります。


冬の「内なる巡り」を整える

冬の免疫低下は、冷えだけでなく、 自律神経の緊張、リンパの滞り、代謝の低下、そして腸内環境の乱れといった 「内側の巡りの鈍さ」 から始まります。

ヒノキの酵素風呂は、

  • 自律神経を整えて、免疫のスイッチを回復モードへ
  • 血流とリンパを促して、免疫細胞の通り道を開く
  • 代謝を上げて、細胞が活発に働けるエネルギー環境を整える
  • 腸を温め、免疫の7割を占める腸内環境を育てる

という4方向から、からだ全体の免疫リズムを立て直してくれます。

浜松の冷たい風の中でも、週に一度、発酵のぬくもりに身をゆだねる時間を。
それが、冬を軽やかに乗り切るためのからだの整え方です。

静かに温まる時間の中で、呼吸が深くなり、腸が動き、体の緊張がほどけていく。
そのとき、あなたの中の 「自然治癒力」 が、静かに目を覚まします。

是非、IASOで、週一「自然治癒力ケア」でインフルエンザ&コロナに負けない身体作りを目指しましょう!
スタッフ一同、お待ちしております。

文責 佐々木直子