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ヒノキの酵素風呂SPA IASO(イアソ)|静岡県浜松市にある酵素風呂SPA

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コラム

2025/11/10

冬の寒さが免疫を下げる理由

-ヒノキの酵素風呂で「温めて守る」冬のからだづくり-

浜松の冬は、風が冷たく、空気が乾きます。
肌に当たる風の冷たさに思わず肩をすくめるこの季節。
実はその 「冷え」こそが、免疫を静かに弱らせていくサイン だということを、ご存じでしょうか。

実際に、急に周りで体調を崩したり、すでに風邪、インフルエンザや、コロナに感染してしまった…などの話を頻繁に聞くようになりましたよね。

40代・50代の更年期世代の女性は、ホルモンバランスの変化により、体温や血流、自律神経の働きが不安定になりやすい時期です。

寒さにより体温が下がると、免疫細胞が思うように働けず、風邪をひきやすくなったり、のどの不調やだるさを感じやすくなったりします。

けれども、この「冬の免疫低下」には、生理学的にもしっかりとした理由があります。

そしてその仕組みを知れば、「どう整えればいいか」が見えてきます。


  1. 冷えによる血管収縮で、免疫の「最前線」が弱まる
  2. ヒノキ酵素浴で、めぐりを取り戻すと?
  3. 体温低下は免疫細胞の活動を鈍らせる
  4. ヒノキの酵素風呂で内側から温めると?
  5. 冬の乾燥と粘膜バリアの弱まり
  6. ヒノキ酵素浴で、粘膜をうるおす「体内湿度」を取り戻せる?
  7. 週1回の酵素浴で「免疫の土台を保つ」

冷えによる血管収縮で、免疫の「最前線」が弱まる

寒さを感じると、私たちの体はまず「体温を逃がさない」ために、皮膚や手足など末梢の血管をキュッと収縮させます。

この反応は自律神経のうちの交感神経が働くことで起こります。

体の中心部の温度を守るための自然な防御反応ですが、このとき実は「免疫の最前線」である粘膜部分の血流が弱まり、白血球や免疫細胞が届きにくくなります。

とくに、鼻や喉といった呼吸器の粘膜は、外界と体の境目。
その血流が減ると、ウイルスや細菌が侵入しても、防御に必要なIgAという抗体やマクロファージが集まりにくくなるのです。

つまり、寒さで血管が収縮すると、 「体を温める代わりに免疫を犠牲にしている」状態 になるというわけです。 これが冬に感染症が増える大きな要因の一つです。

冬の寒さと乾燥で風邪を患ってしまった女性のイメージ


ヒノキ酵素浴で、めぐりを取り戻すと?

ヒノキの酵素風呂に入ると、発酵熱による深部温熱がゆっくりと体を包み込み、冷えで収縮していた毛細血管が拡張し、末梢まで血流が回復します。

血液は免疫細胞の「運搬ルート」 です。

血のめぐりが整うことで、ウイルスと戦う白血球がスムーズに全身を巡り、 皮膚や粘膜での防御力が自然に高まります。

だから風邪対策には酵素浴がぴったりなのです。

さらに、ヒノキの香り成分には自律神経を整える作用があり、交感神経で強張った体を副交感神経優位へと導いてくれます。
結果として、寒さで「戦闘モード」に傾いた体が 「身体の回復モード」 へと切り替わるのです。


体温低下は免疫細胞の活動を鈍らせる

体温が1℃下がると、免疫力は約30%低下する と言われます。
この数字の背景には、細胞レベルの代謝反応があります。

免疫細胞(特にリンパ球やマクロファージ)は、活動するために酵素とエネルギーを使います。
この反応は温度に依存しているため、体温が下がると細胞の働きが極端に鈍くなります。

つまり、体の中でウイルスや異物を「見つけて」「攻撃して」「処理する」までの時間が遅くなるのです。

そもそも更年期女性は、エストロゲンの低下により、末梢血管の拡張・収縮をコントロールしにくくなっています。

そのため、若いころよりも体温が下がりやすく、冷えやすい体質に傾きがちです。 体温低下が続くと、感染症だけでなく、慢性疲労や代謝低下にもつながります。


ヒノキの酵素風呂で内側から温めると?

酵素風呂の温熱は、表面だけを温めるお風呂とは異なり、発酵による自然熱が筋肉層や内臓近くまで届きます。

これは、皮膚温が上昇するだけでなく、深部体温を1〜2℃上げるほどの力があります。

深部温度が上がると、免疫細胞が最も活発に働く「37℃前後」の理想的な環境が生まれ、細胞代謝や白血球の貪食作用(異物を取り込む動き)が高まります。

週1回の定期的な酵素浴を取り入れることで、体温リズムが安定し、免疫細胞がいつでも動ける 「温かい体内環境」 を保ちやすくなります。

特に、冷えやすい更年期女性には、 週ごとに酵素浴でリセットする温活習慣が、免疫維持に欠かせないケアになるのです。

ヒノキの酵素風呂で施術をうける女性のイメージ


冬の乾燥と粘膜バリアの弱まり

寒さに加えて、冬のもう一つの大敵が 「乾燥」 です。

空気が乾くと、鼻や喉の粘膜表面の水分が奪われ、ウイルスや細菌を外に押し出す線毛運動が鈍くなります。

また、冷たい空気を吸うと気道が冷え、局所温度が下がるため、粘膜に常在する免疫細胞(樹状細胞やマクロファージ)の動きも低下します。

このようにして、「呼吸器粘膜」という防御の壁が薄くなったところに、風邪やインフルエンザウイルスが侵入しやすくなるのです。

更年期世代の女性は、ホルモン変動による粘膜乾燥(口や喉、膣など)を感じやすく、冬の乾燥ダメージをより強く受ける傾向があります。
喉の痛みや違和感、声枯れ、咳の残りやすさもそのサインです。


ヒノキ酵素浴で、粘膜をうるおす「体内湿度」を取り戻せる?

ヒノキの木粉に含まれる「フィトンチッド(植物揮発成分)」には抗菌・抗ウイルス作用があり、 空間を清浄に保つ効果もあります。

また、深く温まることで副交感神経が優位になり、唾液や気道粘液の分泌が促され、体が自らうるおいを取り戻していきます。

つまり、 ヒノキの酵素浴は単に「温まる」だけでなく、呼吸の通り道を整え、粘膜のバリア機能を高めるという点で、冬の免疫ケアとして非常に理にかなっている のです。


週1回の酵素浴で「免疫の土台を保つ」

免疫は、一度上げて終わりではなく、日々の小さな積み重ねで維持されます。
特に更年期世代では、ホルモン変動・睡眠・ストレス・冷えといった多層的な要因が免疫力に影響します。

週1回、ヒノキ酵素浴で深く温まり、体温・血流・呼吸をリセットする時間をもつことは、 「免疫の土台を立て直す」最もシンプルで確実な方法 の一つです。

酵素浴を続けている方からは、 「冬に風邪をひかなくなった」「喉の痛みが出にくくなった」「冷えが軽くなり、夜の寝つきも良くなった」 といった声も多く聞かれます。


温めることは、免疫を守ること

冬になると、寒さで血管が縮み、体温が下がり、粘膜が乾きます。
これらはすべて、免疫が働きにくくなる「生理的な仕組み」。

だからこそ、意識的に温め、潤し、巡らせるケアが必要なのです。

ヒノキの酵素風呂は、

  • 冷えによる血流低下を整える
  • 深部体温を上げて免疫細胞を活性化する
  • 乾燥から粘膜を守る

この3つの側面から、冬の免疫力を根本から支えてくれます。

季節の変わり目に体調を崩しやすい方、寒くなると気分や体力が落ちやすい更年期世代の女性のあなた…
この冬、週に一度の温もり習慣で、からだの中から免疫を整えてみませんか?

浜松の冷たい風の中でも、あなたの中の 「温かいめぐり」 が、きっと身体を守ってくれます。

IASOスタッフがあなたの巡りケアのご相談にのりますので、気軽にお声がけください。

文責 佐々木直子