今年の夏、あなたの睡眠はいかがですか?
残暑と言われるこの時期になっても恐ろしい暑さ。。
静岡県内で41℃を超えたときには、さすがにため息が出てしまいました。
浜松も同じでしたよね…。相変わらず夜になっても気温が下がらず、クーラーを一晩中かけ続けている状況。
身体は休んでいるはずなのに、なんとなく眠りが浅い。朝起きてもスッキリしない。
そんな日々を過ごしていませんか?
実はそれ、暑さのせいだけではないかもしれません。
「更年期」と「異常気象」が重なることで起こる、女性の身体特有の不調かもしれません。
そして、夏が終わるこれからの季節は、 「代謝がさらに落ちやすく、太りやすい体質へと変わる」 タイミングでもあるのです。
眠れない夏の代償は、秋の「痩せにくさ」
近年の気象は、もはや「異常」ではなく「恒常」になりつつあります。
夜になっても気温が下がらず、クーラーで一晩中過ごすので、睡眠時に汗をかかない。
汗が出ないと、身体の熱をうまく放出できず、自律神経はますます乱れがちに。
その結果、より睡眠の質が低下します。
私達更年期世代は、そもそもホルモンバランスの乱れを抱えているので、より自律神経の乱れにも拍車がかかるのです。
自律神経とホルモンは脳の中でお隣同士。
ホルモンが乱れれば自律神経も乱れ、自律神経が乱れるとホルモンも乱れる…
それはそうですよね。私達だってお隣に座った方が取り乱していたら平然としてはいられませんよ(笑)
でも、その状況が続くと…
- 食欲の増加
- 脂肪を燃やす力の低下
といった、代謝を下げる悪循環に陥りやすくなります。
特に更年期世代の女性は、もともとエストロゲンの減少によって代謝のベースが揺らいでいるため、こうした外部環境の影響をより強く受けやすいのです。
つまり…夏のつけは秋にやってくるのです…
「痩せにくさ」 として!!

秋は「食欲の季節」だけじゃない。
汗が出にくくなり、脂肪が蓄積しやすくなる季節
夏が終わり、空気が乾き始めると、身体は「熱を逃がさないように」と防御モードに入ります。
これは私たちの生理的な適応反応ですが、このとき、汗腺の働きが鈍くなり、汗が出にくくなってきます。
一方で、身体はいままで汗として排出していた水分を、胃液や腸液の分泌を増やすことで水分の循環を整えます。
胃液や腸液の分泌は、食欲を高めていきますよね。
まさに「食欲の秋」はそうやって生まれていきます。
つまり秋は、 「燃やす力」は落ちる のに、 「食べたい気持ち」は増す という、女性にとってはまさに “痩せにくく、太りやすい” 落とし穴の時期。
ただでさえ更年期世代では、筋肉量の減少や基礎代謝の低下といった体質変化が進行中。
そこに気候の変化と生活リズムの乱れが重なれば、太りやすい身体になるのも自然な流れなのです。
更年期と代謝の深い関係
更年期とは、ただ月経が終わる時期ではありません。
女性ホルモンの急激な減少によって、
- 筋肉がつきにくくなる
- 内臓脂肪がつきやすくなる
- 自律神経が乱れ、体温調節や代謝が不安定になる
- 睡眠の質が低下し、食欲ホルモンが乱れる
といった、代謝に直結するあらゆる機能が揺らぐ時期でもあります。
そのため、今までと同じ生活をしていても 「なぜか太る」「痩せない」「やる気が出ない」 といった声が増えてくるのです。
「なんとなく不調」のまま秋を迎えないために40代からの「代謝アップ」の新習慣
もしあなたが、
- 朝起きても身体が重い
- お腹まわりが気になる
- 食事や運動に気をつけていても結果が出ない
- なんとなくやる気が出ない
と感じているなら、それは身体からのサインです。
今こそ、「代謝を上げる」ケアを、無理なく心地よく続けるための新習慣を取り入れてみませんか?
40代、50代の女性ってほんとに忙しい。代謝を上げる為の運動を増やすなんて実際は難しいです。
でも、心と身体を休めるちょっとした時間に同時に代謝も上げられたら?!
それなら続くと思いませんか?
深部から温め、代謝スイッチを入れる「ヒノキの酵素風呂」
IASOのヒノキの酵素風呂は、自然発酵の熱により、ただ横になっているだけで身体の奥からじんわりと温めてくれる温浴法です。
表面的な発汗ではなく、深部体温を上げる 「本質的な温め」 によって、
- 内臓機能の活性化
- 自律神経の調整
- 血流と代謝の改善
- 老廃物の排出
といった、更年期世代が抱える「痩せにくさ」の根本にアプローチしてくれます。
また、ヒノキの香りに包まれることで、脳も自然とリラックスできます。
副交感神経が優位になり、眠りの質を底上げしてくれる効果も期待できるのです。

血流とリンパに働きかける「代謝アップトリートメント」
もうひとつのおすすめは、オイルを使った代謝アップトリートメント。
固く縮こまった皮下組織や筋肉を打法でリズミカルに刺激して、リンパや血液の巡りを促進しながら、代謝の土台を整えていく施術です。
とくに、
- 腰まわりやお腹の冷え
- 脚のむくみや重だるさ
- 肩や背中のこわばり
などを感じやすい更年期女性には、酵素風呂で深部体温を上げ、トリートメントで皮下組織の血流もアップさせることで 「内側からも外側からも要らない物が流れ出るような感覚」 があり、スッキリとした心地よさが生まれます。
同時に、交感神経優位な状態からリセットされ、自律神経のスムーズな切り替えが促されるため、 自律神経が整いだし 「やる気」や「前向きさ」も自然と取り戻せる方が多い のです。
「季節の身体」は、季節のうちに整える
これからやってくる秋は「食欲の季節」と言われますが、それは本来、冬に向けて身体がエネルギーを蓄えようとする準備期間。
つまり秋にどんな身体づくりをするかが、 冬太りや春先の不調を防ぐ鍵 になるのです。
何となく不調を見過ごすのではなく 「今、代謝を整えておくことが、未来の私を守ってくれる」 と考えること。
それが、大人の女性としての健やかさにつながる第一歩ではないでしょうか。
更年期は「整える力」を育てるチャンス
年齢を重ねることで、身体は確かに変化していきます。
でも、それをただ「老化」として受け入れるのではなく、 「今まで頑張ってきた自分を、いたわりながら整えていく時期」 だと考えてみてください。
文責 佐々木直子