猛暑にゆらぐ心と体。猛暑を乗り越える緊急ケア
「今年は暑さのスタートが早いな・・」そう感じていませんか?
浜松の街は連日、強い日差しと、まとわりつくような暑さに包まれています。少し前なら、夜になれば少しだけ涼しさを感じられたのに、今年は夜も気温が下がらず、朝になっても熱がこもったような感覚が抜けません。
一晩中エアコンをつけているのが当たり前になってきました。気がつけば、「涼しい時間」がなくなった毎日。身体はずっと暑さと戦い続け、気づかぬうちに、自律神経も疲れきってしまっているのかもしれません。すでに夏バテのような怠さを感じている方も多いと思います。
また今年は、梅雨らしい梅雨がありませんでしたね。本来なら、梅雨時期に、私達の身体は「湿気や気温の変化練習」を十分に行い、自律神経が暑さに向かって体温調整出来るように準備します。暑ければしっかり毛穴を広げて汗をかき、体温を下げる・・そんな当たり前の事ですら、梅雨が短かった今年はうまく出来ない状況です。
身体に熱がこもり、少し頭痛を感じ始めて熱中症を疑う・・7月にすでにそんな経験をしている方もいらっしゃるのでは??
とくに、更年期という変化の時期を迎えた私たち40〜50代の女性にとって、今年の猛暑は「見えない疲れ」を積み重ねていく要因のひとつ。
元気に夏を乗り越えられるように、今から体と心を「緊急ケア」しませんか?
- 自律神経ケアには腸を温める緊急ケアを
緊急ケア①:ヒノキの酵素風呂で腸を温める - 整えて立ち直る身体へ
緊急ケア②:アロマトリートメントで心と体を整える - 「肩が重い」「動きたくない」から抜け出すには
筋膜リリースで体の動きを取り戻す - 暑さのピークにこそ、秋への“準備”を
今、整えておくことで、未来の自分がきっとラクになる

「ずっとだるい」「眠れない」「気持ちが不安定」
それ、暑さのせいじゃなく“自律神経の悲鳴”かもしれません<
IASOにいらっしゃるお客様から、最近特に多く聞かれる声があります。
「ずっとクーラーの中にいて、手足が冷たくなってきた」
「寝ても疲れが取れないし、夜中に目が覚めてしまう」
「頭がボーッとしてやる気が出ない」
「何もしていないのに、心がザワザワして落ち着かない」
これらは、すべて自律神経の乱れからくる不調のサイン。特に今年のような「昼夜を問わず暑さにさらされる夏」では、私たちの身体は24時間ずっと体温調節をし続けることになり、交感神経・副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってしまいます。
そして更年期世代の私たちは、ホルモンバランスの揺らぎと重なって、より敏感にその影響を受けやすいのです。
自律神経ケアには腸を温める緊急ケアを
こうした猛暑による慢性的な自律神経の乱れに、おすすめしたいのが、自然素材を活かした「ヒノキの酵素風呂」です。
「暑いのに温まるなんて…?」と驚かれる方もいらっしゃいますが、実は、クーラー疲れで冷えきった身体には、内側からの温活が必要不可欠。ヒノキの酵素風呂は、発酵の自然熱でじんわりと身体を包み込む温浴法。
熱が皮膚表面ではなく内臓の深部に届き、冷えて鈍くなっていた消化器や子宮まわりの血流をやさしく促します。
「胃腸が動き出して、お腹がすくようになった」
「夜ぐっすり眠れるようになった」
「便通が整い、肌の調子まで変わってきた」
そんなお声を、猛暑の夏には特によく伺います。
腸を整えることと自律神経に何か関係あるの??
そう思われますよね?じつはすごく関係があります。
腸は副交感神経が優位な状況で動く臓器。自律神経が交感神経に振り切ってしまうと最初に影響が出てくるのが実は「腸」なのです。女性だったら便秘、男性だったら軟便・・そんな腸の状況は実は自律神経が起こしています。
本来だったら自律神経が乱れるとおこる問題なのですが、私達は冷房や冷たい飲み物で腸を冷やしてしまうので、この季節は自分で腸の動きを悪くしてしまいます。つまり、腸から自律神経のスイッチを交感神経に入れてしまうのですね。
でも、逆に考えてみましょう!お腹を深部から温めて、動きを取り戻すことで自律神経のスイッチをリラックスの副交感神経に切り替えることもできるんですね。腸ではメンタルの安定に重要な「セロトニン」というホルモンも作って、脳に送っています。酵素風呂で腸を温める・・それは腸と脳の連携を使った、安全で画期的なケアでもあるんですよ。
ヒノキの香りに包まれながら嗅覚からも「副交感神経への刺激」を入れて、少しぼーっとしてみませんか?暑いから酵素風呂にはいらない・・のではなく、改めてしっかり汗をかいて、綺麗なお水を身体にしみこませていく・・体と心が同時にリセットされていく・・そんな感覚をぜひ体験していただきたいのです。

整えて立ち直る身体へ<
長引く猛暑と室内外の温度差にさらされて、知らず知らずのうちに身体もこわばり、呼吸は浅くなりがちです。
更年期世代の女性にとっては、そのこわばりが眠りの質を低下させ、呼吸の浅さは毎日の疲労回復を妨げます。蓄積していく夏の疲労は、気分の浮き沈みにも繋がっていきます。
そこで活躍するのが、精油の香りと、オールハンドの手技を組み合わせたアロマトリートメント。精油の成分は鼻から脳の視床下部へ届き、ホルモンや自律神経にやさしく働きかける力があります。更年期の不調が和らいだり、気持ちが安定するだけでなく、深くゆったりした呼吸を取り戻す手助けにもなります。
たとえば、
- 不安定な気分や不眠にはラベンダー・マジョラム
- 冷房でこわばった背中や脚にはローズマリー・ユーカリ
- なんとなく気分が上がらない時にはゼラニウム・ベルガモット
など、その日の状態に合わせた香りの処方が、心と身体の声を整えてくれます。ご自身が「いい香り」と感じる香りが、身体も求めている香り。ぜひ、IASOで香りを嗅いでみてくださいね!
また、IASOでは、季節にあった「毎月のオリジナルブレンド」を国際アロマセラピストが調合しています。多くの方が選ばれる人気ブレンドなんですよ。7月の香りも是非お楽しみください。
そして精油だけでなく、トリートメントによる「触れられる」という感覚がとても重要。人の手の温もりは、孤独や疲れをそっと包み込む力を持っています。科学的にも、心が安定するオキシトシンというホルモンがでるとわかっています。女性ホルモンが減っていく、更年期女性には「増やせるホルモン」としてとても重要ですよ!
「肩が重い」「動きたくない」から抜け出すには<
長時間の冷房や暑さでの無意識の緊張により、筋膜が固くなり、動きの少ない身体になっていませんか?更年期になると、コラーゲンも減っていきます。(減る物ばかりで嫌ですね)筋膜の柔軟性も低下しやすく、こわばりをより感じるようになります。
アロマトリートメントに筋膜リリースを組み合わせることで、
- 肩甲骨まわりや肋骨がゆるんで、呼吸が深くなる
- 骨盤が整い、腰回りが軽くなる
- 筋膜の滑走性が戻って、動きやすくなる
といった、身体の“動き”そのものが変わる体感を得られます。これが結果的に、気分の安定・やる気の復活・更年期症状の緩和にもつながっていきます。
暑さのピークにこそ、秋への“準備”を
「秋になったら、整えよう」「涼しくなってから動き出そう」そう思っていたら、9月にはすでに身体のダメージが積み重なっていた・・それが、毎年この時期に現れる“秋バテ”の正体です。
でも、今年のような猛暑では、秋を待たずして不調が始まる可能性も。だからこそ、7月から始める「整え」のケアが、秋のわたしの土台になります。
「今、整えておくことで、未来の自分がきっとラクになる」そんな確かな実感を、この夏の終わりにぜひ感じてみてください。