梅雨の湿気に包まれながら、じわりと気温が上がるこの時期。
実はこの「季節の変わり目」こそ、更年期世代の女性にとって注意が必要なタイミングです。
特に40~50代になると、ホルモンバランスの揺らぎで自律神経による体温調整が苦手になっていきます。
気温に関係なく上半身だけ暑くなったり、お腹が冷えたりするのもそのため。
身体の血液が均等に巡らなくなっていきます。
そして、エストロゲンの減少は筋肉を作るコラーゲンの減少につながります。
年齢を重ねるごとに筋肉量が減り、代謝も落ちやすくなっていきます。
筋肉は熱を作ってくれる力も強いですから、更年期女性はそもそも冷えやすい要素がそろっているんですね。
そこに追い打ちをかけるのが、冷房による「夏冷え」や、知らず知らずのうちに溜まっていく「夏バテ」。
更年期世代だからこそ、温度変化が激しくなる6月からの“先取りケア”が、夏を快適に過ごすカギになります。
今こそ見直したいのが、「温めて、巡らせて、整える」インナーケア。
浜松で受けられるヒノキの酵素風呂とアロマオイルトリートメントを通して、代謝を落とさず夏本番を軽やかに過ごす準備を始めませんか?
夏本番のダメージは、6月から積み重なっていく
暑い日が続く中では「冷え」とは無縁に思えるかもしれません。
けれど実際には、夏の不調の多くが内側から冷えていることに起因しているのをご存じでしょうか?
夏に40~50代の女性に増えているのがこんな訴え…
- 食欲不振やお腹の張り、便秘・下痢の繰り返し
- 慢性的なだるさ・無気力
- 寝つきの悪さや眠りの浅さ
- 更年期症状の悪化(ホットフラッシュや不安感の増加)
確かに現代の暑さでは冷房のない場所で過ごすことは熱中症につながりますし、夏場に購入する飲み物はみんな冷たい物・・それが当たり前になっています。
それに…「夏は冷たいビールが楽しみ!」とか、「季節のかき氷を食べに行くのが楽しみ!」なんて方もいらっしゃるでしょうね…

脅すつもりはありませんが…
冷たい飲み物はたった1秒で胃に入り、糖質が多い物はすぐに小腸に移動していきます。
お腹の深部にキンキンに冷えたものが入っていく…それはまさに深部体温をぐっと下げていきます。(そのために飲むのかもしれないけど…笑)
深部体温が下がると、胃や腸だけでなく、子宮などの臓器の働きも鈍ります。
特に更年期世代は、エストロゲンの減少によって自律神経が乱れやすく、体温調節も難しくなっている状態。
冷えによって血流が滞れば、卵巣や脳へのホルモンの伝達もうまくいかず、不調の悪化に拍車がかかります。
夏場でもお腹まわりを冷やさないことが、更年期の揺らぎを穏やかに保つ工夫でもあるんです。
逆に言うと、体の深部を温め、巡らせる習慣は夏こそ意識すべきケアなのです。
夏の冷えは代謝を下げる?
「なんだか最近、代謝が落ちてきた気がする…」
「食べてないのに太りやすい」「疲れが抜けにくい」
そんなお悩みが増えるのが、実は「夏」なんです。
その原因のひとつも、内臓の冷え。
私たちの体の代謝を支えているのは、主に「肝臓」「腸」「膵臓」などの消化に関わる腹部の臓器たちです。
たとえば、肝臓では糖や脂肪のエネルギー変換、腸では栄養の吸収や腸内環境の整備など、日々たくさんの代謝活動が行われています。
でも、冷房などの“外からの冷え”によってお腹まわりが冷えると、
体は「熱を逃がさないように」と自律神経が働き、腹部の血管がぎゅっと収縮してしまいます。
その結果…
- 血液の流れが悪くなり、
- 酸素や栄養が臓器に届きにくくなり、
- 臓器の働きが弱まってしまう。
つまり、代謝を担う内臓が「低温&低血流」という冷えた環境に置かれてしまうことで、全身の代謝も下がってしまうのです。
「酵素」や「ホルモン」にも温度が影響
代謝に欠かせないのが、体内の「酵素」です。
酵素のお話はとても難しいのですが…簡単に言うと、私達の食べ物の消化活動や、食べ物からエネルギーを作り出す過程、そしてそれを使う時…全てに酵素が関わっています。
その酵素は、体温が37℃前後のときにもっとも活発に働くと言われています。
でも、内臓が冷えると体内の温度が下がり、酵素の働きも鈍くなります。
その結果、脂肪燃焼や糖代謝がうまく進まず、「なんだか代謝が落ちたな…」という体感につながってしまいます。
そもそも、年齢と共に「酵素」は減ってきます。少ない酵素の働きが内臓の冷えでさらに働きが悪くなっていくんですね…
IASOではヒノキの酵素風呂ですので呼吸するだけで全身の毛穴から酵素が取り込まれ、体内酵素の働きをサポートしてくれますし、始める前に酵素ドリンクも召し上がっていただいています。そして、深部体温をじわっと上げているんです。
更年期世代の女性も多いサロンなので、いかにお客様に深部体温や代謝をあげていただくか…いろいろ考えてメニューやサービスを作っています。

夏こそIASOで「内臓から温める習慣」を
「冷えは冬の悩み」と思いがちですが、実は夏こそ「隠れ冷え」の対策時期なんですね。
ぜひ、この時期かからIASOでのケアを習慣に取り入れていただきたいと思っています。
改めてヒノキの酵素風呂とトリートメントのご紹介をさせていただきますね!
◼︎ヒノキの酵素風呂
体の表面ではなく、「深部体温」をじっくりと引き上げてくれる温熱ケア。
内臓の周囲にある「腹腔内の血流」を促進し、代謝を支える臓器のはたらきをサポートします。
腸の動きが活発になることで排出力が高まり、ぽっこりお腹やむくみの改善にも効果的です。
また代謝酵素の働きを活性化するので、ダイエットに対しても、脂肪燃焼しやすい土台づくりを助けてくれますよ!
主な効果は以下のとおりです
- 汗腺を開き、不要な熱や老廃物をしっかり排出
- 深部体温の上昇で内臓の働きを活性化
- 自律神経の安定・睡眠の質向上
- 基礎代謝・免疫力の向上
夏は汗をかかない・代謝が落ちる・熱がこもるという悪循環が起こりがちですが、酵素浴は「汗をかける体」をつくり、めぐりを回復させてくれる温活習慣なのです。
◼︎オイルトリートメント
腹部や背中まわりのトリートメントは、自律神経のバランスを整え、内臓への血流を促すのに効果的です。
特に更年期世代は、お腹や腰の冷えを感じやすくなっていますので、「季節を問わず内臓臓からの温活」がカギになります。
また全身をくまなくトリートメントすることで血流を促し、血液が偏った身体を隅々まで循環刺激します。
冷えを防ぐことは、代謝を守ること
夏にこそ見直したい「体の内側の温度」。
内臓が冷えて代謝が落ちる前に、温める習慣を取り入れることが、疲れにくく太りにくい体づくりへの第一歩です。
浜松の暑さや冷房の強さで、なんとなく不調を感じやすいこの季節。
「更年期だからしかたない」とあきらめる前に、自分の身体の声に耳を傾けてあげませんか?
クーラーで冷えた身体。疲れが抜けない内臓。気づけばだるさが当たり前に…
そんな毎年の夏のパターンを、今年こそIASOで変えてみませんか?
体調を整えることは、未来の自分への信頼と安心につながります。
この夏、内側から目覚める力を信じて、自分の体に手をかけてあげましょう。
浜松「ヒノキの酵素スパ IASO」スタッフがお手伝いさせていただきます。